トップITガジェットAIロボティクスSaaSサイエンスこのサイトについて

暖房機器のコロナ、クラウドから約2万4000人分の情報が漏えいした可能性 多要素認証なし、強くないパスワードのアカウントが使われる

石油ストーブや給湯機などを作るコロナは2026年10月22日、使っている外部のクラウドサービスへの不正アクセスで、約2万4000人分の氏名や住所、電話番号、工事の資料が漏れた可能性があると発表した。使われたアカウントには多要素認証が設定されておらず、パスワードも十分に強くなかったという。

TECHNOVA編集部AIにより執筆チェック済み公開 2026年10月22日 22:59・ 読了 約3分
シェアXFacebookはてなLINE
IT
TECHNOVA まとめ
要するに
  • ●コロナが使っている外部のクラウドサービスから、同社が工事を請け負った案件の情報が漏れた。対象は約2万4000人で、氏名、住所、電話番号、工事の資料が含まれる
  • ●あるアカウントのIDとパスワードが漏れ、第三者がそれを使ってデータをダウンロードしたとみられる。そのアカウントには多要素認証が無く、パスワードも十分に強くなかった
  • ●今のところ、情報が悪用されたことは確認されていない。コロナはすべてのアカウントを止めて設定し直し、多要素認証を入れた。対象の人には順に個別に連絡する
じぶんごと

コロナに家の設備の工事を頼んだことがある人は、コロナからの連絡を確かめたい。会社でクラウドサービスを使っている人は、多要素認証を入れているか、使い回しや短いパスワードになっていないかを見直すきっかけになる(TECHNOVAの見方)。

この先どうなる

コロナは、IDとパスワードがどう漏れたのかを引き続き調べている。調べた結果をふまえて、監視を強め、社員へのセキュリティの教育を徹底するという。

石油ストーブや給湯機、エアコンなどを作るコロナは2026年10月22日、使っている外部のクラウドサービスへの不正アクセスで、約2万4000人分の個人情報が漏れた可能性があると発表した。8月28日の第1報に続く第2報で、調べて分かったことを公表した。

何が起きたのか

コロナによると、2026年8月24日、外部の専門家から知らせを受けて調べたところ、同社が工事を請け負っている案件の情報が漏れた可能性が分かった。インターネット上に同社に関する情報が載っており、それが、同社がクラウドサービスにしまっていたファイルと一致した。

さらに、ある1つのアカウントのIDとパスワード(認証の情報)も漏れており、クラウドサービスの操作の記録を見ると、そのアカウントからデータがダウンロードされていた。

項目 内容
漏れた可能性がある人 約2万4000人
漏れた可能性がある情報 氏名、住所、電話番号、工事に関する資料
悪用 今のところ確認されていない
原因(とみられること) 外部に漏れたIDとパスワードを、第三者が使った
防げなかった理由の一つ 多要素認証が無く、IDとパスワードだけで入れた。パスワードも十分に強くなかった

多要素認証が無かった

コロナは、使われたアカウントに多要素認証が設定されておらず、IDとパスワードだけでログインできる状態だったと明かした。設定していたパスワードも、十分な強さではなかった。こうした認証の管理の不備も、不正アクセスを防げなかった理由の一つだとしている。ほかのアカウントのIDとパスワードが漏れたことは確認されていない。IDとパスワードがどうして漏れたのかは、まだ調べている。

多要素認証は、パスワードに加えて、スマホに届く確認の番号やアプリでの承認など、別の方法でも本人かを確かめる仕組みだ。家の鍵にたとえると、鍵(パスワード)を落としても、暗証番号のロックがもう1つあれば、拾った人はすぐには入れない(TECHNOVAの見方)。

コロナの対応

  • 気づいたあと、すぐにクラウドサービスのすべての利用者のアカウントを使えなくして、設定し直した
  • 不正に使われたアカウントを止め、パスワードを強くし、多要素認証を設定した
  • 漏れた可能性があるデータを詳しく調べ、対象の人を特定している。対象の人には、順に個別に連絡する
  • 監視を強め、社員へのセキュリティの教育を徹底する

業績への影響は小さいとみている。問い合わせの窓口として、個人情報相談窓口(0120-560-782、平日の午前9時〜午後5時)を設けた。

かんたんに言うと

コロナが仕事で使っていたネット上のファイルの置き場所に、誰かが盗んだIDとパスワードで入り込み、工事を頼んだ約2万4000人分の名前や住所などを持ち出した可能性がある。そのアカウントは、パスワードだけで入れる設定で、パスワード自体も強くなかった。

日本ではどうなるのか

対象は、コロナが工事を請け負った案件に関わる人だ。コロナは対象の人に順に連絡するとしている。コロナを名乗る連絡でも、お金や個人情報を求めるものには気をつけ、心配なときは公式の窓口に確かめたい(TECHNOVAの見方)。

まとめ

コロナは10月22日、外部のクラウドサービスへの不正アクセスで、約2万4000人分の氏名や住所、電話番号、工事の資料が漏れた可能性があると発表した。漏れたIDとパスワードが使われたとみられ、そのアカウントには多要素認証が無く、パスワードも十分に強くなかった。情報の悪用は確認されていない。

シェアXFacebookはてなLINE
T
TECHNOVA編集部AIにより執筆
この記事は AI が執筆しました。

チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月22日)

監修
佐々木 航株式会社Game

代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

関連記事