NotionがAIエージェントを刷新、最大24時間の作業と安全確認モードを発表
NotionはNotion AIの動作基盤を再構築し、安全確認を備えたモードを追加した。作業に使う仕組みの自動選択も刷新し、利用状況や支出を管理する機能は近日提供予定。日本での提供は発表されていない。
SaaS- ●NotionがNotion AIの作業基盤を刷新
- ●安全確認モードを追加、最大24時間の作業が可能としている
- ●利用状況や支出を管理する機能は近日提供予定
NotionでAIに作業を任せる人にとって、作業の続け方と利用量の管理に関わる更新だ。
利用状況や支出上限を管理する機能の提供により、チームでAIの使い方を見直しやすくなる可能性がある。
Notionは2026年10月19日付で、Notion AI(人工知能を使った作業支援機能)の更新を発表した。作業を進めるAIエージェントの動作基盤を再構築し、安全確認を備えたモードなどを追加した。
何が発表されたのか
AIエージェントとは、依頼に応じて作業を進める仕組みだ。今回の更新は、動作の土台や、作業に使う仕組みの選び方に及ぶ。
Notionによると、エージェント専用のコンピューターとブラウザーを備えた。ブラウザーはウェブを閲覧するためのソフトだ。作業の文脈を管理する仕組みも改善したという。同社は、エージェントが最大24時間にわたり作業できるとしている。
安全確認を備えた「Review for me」モードも追加した。また、スマートフォンなどでのチャット読み込みは、最大50%高速化したとしている。
かんたんに言うと
作業に使うAIモデル(AIの処理を担う仕組み)を振り分ける「Auto」も刷新した。Notionによると、品質・速度・コストを考慮してモデルを選び、作業が行き詰まると進め方を変える。
たとえるなら、仕事の内容に合わせて担当を選ぶ配車係のようなものだ。同じ担当にすべてを任せるのではなく、目的に応じて振り分ける仕組みと考えると分かりやすい。
Notionは、Autoでは同じクレジット量から約10倍の作業を行えるとしている。クレジットはAIの利用量を数える単位だ。この数字は同社の説明であり、どの作業でも同じ結果になると示されたわけではない。
使う側の管理機能も発表した。AIの利用状況を管理する「AI Command Center」は近日提供予定だ。Notionによると、人・機能・エージェント別の利用状況を確認でき、支出上限や通知も設定できる。チームが使えるモデルやエージェントも管理できるとしている。
日本ではどうなるのか
日本での提供は発表されていない。日本で使えるか、提供時期、日本の価格、日本語への対応について、今回の資料には記載がない。
まとめ
今回の更新は、エージェントが作業を続けるための土台と、利用量を管理する仕組みの両方に関わる。Notion AIの利用全体をまとめる新たなクレジット制度も導入する。
AI Command Centerの提供が進めば、チームで誰が何にAIを使い、どこまで費用をかけるかを見直しやすくなる可能性がある。日本での利用を検討する際は、提供条件の追加発表を確認する必要がある。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月20日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。