Google、iOS版スプレッドシートにGemini提供、表の分析に対応
GoogleはiOS版スプレッドシートへのGemini提供を発表した。表のデータへの質問や分析、グラフ作成に対応するという。対象者に順次提供され、表示まで最大15日かかる。日本での提供は発表されていない。
SaaS- ●GoogleがiOS版スプレッドシートにGeminiを提供
- ●Googleによると、表の分析やグラフ作成ができる
- ●対象者に順次提供し、日本での提供は発表されていない
iOS版スプレッドシートで表を確認する人に関わる機能だが、利用には対象の契約かどうかの確認が必要だ。
対象者への順次提供が進むことで、iOS端末で表の内容を質問しながら確認する使い方が広がる可能性がある。
Googleは2026年10月19日、iOS版スプレッドシートへのGemini提供を発表した。表のデータに質問し、分析やグラフ作成を支援するAI(人工知能)機能だ。
何が発表されたのか
Geminiは、Web版とAndroid版では既に提供されている。今回の発表は、iOS(端末の基本ソフト)版への対応だ。
Googleによると、iOS端末で表のデータについてGeminiに質問できる。データを分析して知見を得たり、グラフを作成したりできるとしている。質問例には、表の要約や分析を求める指示が用意されている。
提供は2026年10月15日から順次始まっている。「即時リリース」と「計画的リリース」の両方が対象だ。機能が表示されるまで最大15日かかる。
利用できるのは対象の契約を持つユーザーだ。法人向けはBusiness Starter、Standard、Plusと、Enterprise Starter、Standard、Plusが対象となる。教育向けはGoogle AI Pro for Education、個人向けはGoogle AI Plus、Pro、Ultraが対象だ。
かんたんに言うと、表に質問する窓口
たとえるなら、数字が並ぶ表の横に、その内容を尋ねるための窓口が加わる形だ。表を表示するだけでなく、内容の要約や分析を言葉で頼む機能として捉えると分かりやすい。
操作は、対応するスプレッドシートを開き、「Ask Gemini」というアイコンから始める。対象ユーザーには標準で機能が有効になる。
今回のポイントは、表の内容を質問するところから、分析やグラフ作成までをiOS端末で扱える点にある。ただし、これらはGoogleが案内している機能であり、対象者への提供も順次行われる。
日本ではどうなるのか
日本での提供は発表されていない。資料には、日本で使えるか、日本向けの提供時期や価格、日本語への対応について記載がない。
今回示された対象の契約や提供日程だけでは、日本での利用条件までは確認できない。
まとめ
今回の発表は、既にWeb版とAndroid版にあるGeminiを、iOS版スプレッドシートにも広げるものだ。対象者への提供が進めば、表の内容を質問しながら確認する使い方が広がる可能性がある。日本での利用を考える場合は、日本向けの提供状況について追加の案内を待つ必要がある。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月20日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。