OpenAI、終了した動画生成AI「Sora」を映画づくり向けに復活か 元開発責任者らの新会社と交渉と報道
OpenAIが、今年に入って終了した動画生成AI「Sora」を、映画づくり向けの道具としてよみがえらせる交渉をしていると、米The Informationが報じた。相手は、Soraの元開発責任者らが作った新しい会社だという。OpenAIは認めていない。
この記事は、報道や本人・会社の投稿をもとにした話題です。会社などの正式な発表ではなく、内容が変わることがあります。出典は記事の最後にあります。
AI- ●OpenAIが、終了した「Sora」を新会社に引き渡す交渉と報道
- ●新会社は、映画づくり向けのAIの動画を手がけるという
- ●話は1人の関係者の証言が元で、条件はまとまっていない
Soraで動画を作って楽しんでいた人にとっては、以前のような一般向けのアプリが戻る話ではない。映画やドラマの作り方に、AIがどう入っていくかに関わる動きだ。
交渉の条件は固まっておらず、OpenAIも新会社も発表していない。まとまれば、Soraは映像の作り手向けの製品として売り出される可能性がある。
米OpenAIが、今年に入って終了した動画生成AI「Sora(ソラ)」を、映画づくり向けの道具としてよみがえらせる交渉をしていると、米メディアのThe Informationが2026年10月12日に報じた。PYMNTSやDigital Todayなど、複数のメディアがこの報道を伝えている。OpenAIは、この件を発表していない。
何が報じられているのか
各メディアが伝えたThe Informationの報道によると、交渉の相手は、映画の作り手に向けたAIの動画を開発している新しい会社だ。この会社がSoraを引き継いで手を加え、それをもとにしたソフトウェアやサービスを売る、という構想だという。
新会社を作ったのは、次の3人とされる。
- ジェフリー・カッツェンバーグ氏(ハリウッドの大物プロデューサー)
- ビル・ピーブルズ氏(Soraの研究を率いていた人物)
- スジェイ・ジャスワ氏(Dropboxの元最高財務責任者)
会社の名前は明らかになっていない。
Digital Todayによると、話がまとまれば、OpenAIは新会社の株式の一部を受け取るという。
まだ分からないこと
報道は、事情を知る1人の関係者の話にもとづいている。条件はまとまっていない。
AIの中身そのものにあたる「重み」と呼ばれるデータを、新会社に渡すのかどうかも分かっていない。ただ、新会社は、Soraを大きく作り変えられるだけの深い権限を得る見通しだという。
かんたんに言うと
Soraは、文章で指示するだけで動画を作れるAIだ。PYMNTSによると、OpenAIは今年、本業から外れた取り組みを減らす方針のなかで、動画のAIの事業を縮小した。IT之家によると、一般向けのアプリとウェブ版はすでに閉じられている。
今回の話は、Soraを自社で続けるのではなく、作った本人が加わる別の会社に託し、映像のプロ向けの製品として生かす、というものだ。
日本ではどうなるのか
日本向けの情報は出ていない。報じられているのは、映画などの作り手に向けた製品の構想で、以前のような一般向けのアプリが戻るという話ではない。
まとめ
一度は閉じたSoraが、形を変えて戻るかもしれない。ただし、1人の関係者の話が元で、交渉がまとまるかも分からない。正式な発表が出るまでは、可能性の1つとして見ておきたい。
チェック済み。この記事は監修者によってチェックされました。(2026年10月13日)
代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。