画像生成AI「Nano Banana 2.1」登場 文字がきれいに、画像の料金はほぼ半額
Googleは10月6日、画像生成AI「Nano Banana 2」の後継となる「Nano Banana 2.1」を、開発者向けのGemini APIで一般提供した。画質や文字の描き方がよくなり、画像1枚あたりの料金は前のモデルのほぼ半分になった。
- ●Nano Banana 2の後継「2.1」を開発者向けに一般提供
- ●画質・文字の描き方・人物の描き分けがよくなった
- ●画像1枚の料金はほぼ半額、入力の料金は上がった
AIで画像を作るアプリやサービスを使う人は、作れる画像がきれいになり、値下げにつながる可能性がある。
Geminiアプリなど一般向けのサービスへの搭載は、10月7日時点で公式には発表されていない。
Googleは2026年10月6日、画像を作ったり直したりできるAI「Nano Banana 2.1」を、開発者向けのGemini APIで一般提供した。これまでの「Nano Banana 2」(Gemini 3.1 Flash Image)を新しくしたモデルだ。
何が変わったのか
公式の資料によると、Nano Banana 2.1は、速さと安さを保ったまま、画質、指示どおりに描く力、やり取りを重ねても同じ人物を描き続ける力、画像の中の文字の描き方がよくなった。横や縦に極端に長い画像(1対8など)も、1K・2K・4Kの解像度で作れるようになった。
参考にする画像は最大14枚まで読み込める。人物なら4人まで、物なら10個まで、見た目をそろえたまま1枚の絵にまとめられるという。Google検索の情報や画像を参考にして描くこともでき、考える深さも3段階から選べる。
かんたんに言うと
画像生成AIの悩みだった「看板の文字がぐちゃぐちゃ」「同じキャラクターなのに顔が毎回変わる」といった点を、改善したモデルだ。ポスターや図解のように、文字と絵を組み合わせる用途に向くとしている。
料金は画像が安くなった。1K(1024×1024ピクセル)の画像1枚あたりの目安は0.0336ドルで、Nano Banana 2の0.067ドルのほぼ半分。2Kは0.101ドルから0.0504ドルに、4Kは0.151ドルから0.113ドルに下がった。一方で、指示などを読み込む入力の料金は、100万トークンあたり0.50ドルから1.50ドルに上がっている。
弱点も公開されている。1Kでは小さな文字がぼやけやすく、長い文章は苦手だという。入力した画像の人物と、できあがった画像の人物が、いつも完全に同じになるわけではない。
日本ではどうなるのか
Gemini APIは開発者向けのサービスで、日本の開発者も使える。一方、Geminiアプリなど一般向けのサービスについては、アプリの公式の更新履歴に、10月7日時点でNano Banana 2.1の記載は見当たらない。前のモデルは非推奨になったが、終了の日付は発表されていない。
まとめ
人気の画像生成AIが、きれいで安い方向に一歩進んだ。アプリで使えるようになる時期の発表を待ちたい。